鹿島灘はまぐりの生産が始まりました。

2023年5月1日

センターで養成している鹿島灘はまぐりから4月24~26日に採卵し、採集した受精卵は翌日に孵化しました。

昨年度に引き続き、貝殻が茶色の天然貝のみを使用しています。

鹿島灘はまぐりは茶色の個体数が少なく、これを放流効果の調査を行う際の標識として利用するために茶色貝の生産技術開発に取り組んでいます。

昨年度は生産した種苗のうち約76%が茶色貝という結果が得られました。

鹿島灘はまぐりの標識手法確立を目指し、今年度も茶色貝の生産を行います。

R5年度生産計画数:2㎜/300万個・5㎜/5万個

放精中の雄個体(白煙状のものが精子)

受精卵の回収